ここ近年で盛り上がりつつあるのがVRChatなどのバーチャルリアリティプラットフォームです。
VRChat際には、当然ですが自分のアバターを作って参加する必要があります。
リアルの自分の画像ではなく、自分似たイメージのアバターを使うのがベストでしょう。
しかし、初めてアバターを作る方にとっては、どんなアプリを使えばよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、初心者でも簡単に使える、VRChatで活躍できるアバターを作成できるツールをご紹介していきます。
- 目次
- VRChatアバターとは?
- VRChatアバター作成ツールおすすめ6選
- VRChatアバター作成のメリット
- VRChatアバター自作のヒント
- 追加:Vidnozで感情と表情を与える!VRChatアバターに命を吹き込む
- VRChatアバター作成に関するFAQ
- まとめ:自分だけのVRChatアバターを作成しよう!
VRChatアバターとは?
VRChatとは、VRChatなどの仮想空間で、自分の役割をしてくれる仮想のキャラクターです。完全に自分でデザイン(例えば、髪型や服装、顔の表情)を決めることが出来、自分そっくりに作ってもいいですしなりたい自分に寄せて作るのもおすすめです。
VRChatアバターを使ってVRを楽しむことで、現実世界とは違った世界を楽しめるようになります。
VRChatアバター作成ツールおすすめ6選
VRChatアバター作成アプリとサイトをいくつか選んだのでご紹介していきます。
初心者でも扱いやすいツールも含まれているので、アバターづくり初挑戦の方もご紹介するツールでアバターづくりにチャレンジしてみましょう。
VidnozAIアバター:文字入力で瞬時にVRChatアバター作成サイト
公式サイト:https://jp.vidnoz.com/ai-avatar-generator.html
価格:完全に無料
Vidnoz AIアバター生成ツールは、ユーザーがテキスト入力だけで多様なスタイルのアバターを自動生成できる無料のオンラインサービスです。
AI喋らせるアバターを作成する - 無料
- 違う文化からの1200+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
主な機能と特徴:
- 多様なアバタースタイル: リアル、アニメ、スケッチ、水彩画、ロリータ、3Dアバターなど、幅広いスタイルに対応しています。
- 簡単な操作: 性別の選択とテキスト入力だけで、簡単に希望のアバター作成が完了です。
- 数パターンの結果:4つのアバターをAIが自動で表示してくれるので選びやすいです。
- 無制限の利用: サインアップすることで、PCやスマートフォンのブラウザから無制限に無料で利用可能です。
- 高速: AIを活用しているため、テキスト入力後、短時間で4つのアバターが自動生成されます。
▼Vidnoz AIアバターの簡単な使い方をまとめてみました。
1. まずはVidnoz AIアバターの公式サイトに進みます。
2. サイトの中央部にテキスト入力欄があるので、作りたいアバターのイメージをテキストで入力してみましょう。
3. 次に「アバターを生成する」ボタンをクリックして、AIがテキストに合ったアバターを作ってくれます。
4. 好みのアバターを選んで、データを保存しましょう。
VRoid Studio:簡単操作でアニメ風VRChatキャラを無料制作できるソフト
公式サイト:https://vroid.com/studio
価格:完全無料
VRoid Studioは、ピクシブ株式会社が開発した無料の3Dキャラクター制作ソフトウェアで、特にアニメ風のキャラクターを簡単に作成できるツールです。
主な機能と特徴:
- カスタマイズ性: 顔のパーツ、髪型、服装など、多数のプリセットアイテムとパラメータを用意しており、細部まで自由に調整可能です。特に髪型は、絵を描くようにモデリングできるため、オリジナリティを表現しやすいです。
- テクスチャ編集: ペンタブレットの筆圧感知やレイヤー機能に対応し、3Dモデルに直接デザインを描き込むことができます。iPad版ではApple Pencilにも対応しています。
- アクセサリー追加: メガネや動物の耳などのアクセサリーをワンクリックで追加でき、形状やテクスチャの変更も可能です。
- エクスポート機能: 作成したモデルはVRM形式でエクスポートでき、VRM対応の各種3Dアプリケーションで利用可能です。
- 使いやすい: 多くのプリセットアイテムと直感的なインターフェースにより、3Dモデリングの経験がないユーザーでも簡単にキャラクターを作成できます。
▼VRoid StudioでVRchatアバターの作り方をまとめてみたので、見ていきましょう。
1. まずはVRoid Studioの公式サイトにアクセスします。
2. ページの下部にインストールボタンがあるので、手持ちのパソコンにソフトをインストールしてください。
3. インストールが完了しアプリケーションを開くと、この画面になるので「新規」をクリックしてまっさらな状態から始めましょう。
4. この画面で、表示されたキャラクターを調整していきます。
カスタムキャスト:スマホで簡単!3Dアバター作成とライブ配信の最強アプリ
公式サイト:https://customcast.jp/
価格:アプリは無料で利用可能
*追加費用:アプリ内課金があり、キャストコインを購入して追加アイテムや機能を利用できます。価格は以下の通りです:
- 160キャストコイン:¥160
- 480キャストコイン:¥480
- 1000キャストコイン:¥1,000
- 3000キャストコイン:¥3,000
- 6000キャストコイン:¥6,000
- 10000キャストコイン:¥10,000
カスタムキャストは、スマートフォンで簡単に3Dキャラクターを作成し、VTuberとして配信できるアプリです。
主な機能と特徴:
- 3Dキャラメイク:豊富なパーツを組み合わせて、美少女からイケメンまで多彩なキャラクターを作成可能。髪型、顔のタイプ、服装、アクセサリーなどのカスタマイズが可能です。
- 複数キャラクターの保存:作成したキャラクターは複数保存でき、シーンに応じて使い分けや着せ替えを楽しめます。
- SNS投稿:作成したキャラクターにポーズや表情を付け、スクリーンショットをSNSに投稿可能。スタンプやフレームでのデコレーションもできます。
- VTuber配信:「ニコニコ生放送」アプリと連携し、スマホの内カメラで顔認識を行い、キャラクターがユーザーの動きに合わせて動作。ジャイロ機能やフリック操作で多彩な表現が可能です。
- 使いやすい:直感的なインターフェースで、専門知識がなくても簡単に操作可能です。
AI喋らせるアバターを作成する - 無料
- 違う文化からの1200+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
▼カスタムキャストの使い方も詳しくまとめてみました。
1. まず手持ちのスマホに、カスタムキャストをインストールしましょう。
2. 「TAP START」ボタンをタップし、ガイドラインに沿って3Dモデルプリセットを作成しましょう。
3. すぐにテンプレのアバターが表示されるので、一つを選択し、アバターの名前と性别を決めます。
4. カスタマイズを選択してデザインを変えていきましょう。顔の輪郭、目、髪型と髪色、服装、アクセサリー、体型、背景の選択、ポーズの設定をカスタマイズできます。
関連記事:AIで髪型をシュミレーション似合う髪型診断アプリ>>>
Ready Player Me:写真1枚で似たリアルVRChatアバターを自作サイト
公式サイト:https://readyplayer.me/vrchat
価格:無料で提供される
Ready Player Meは、ユーザーが写真やセルフィーからカスタム3Dアバターを作成し、VRChatをはじめとするさまざまなアプリやゲームで使用できるプラットフォームです。
主な機能と特徴:
- カスタマイズ性: ユーザーは写真をアップロードするだけで、自分に似たVRChatアバターを自動生成できます。さらに、髪型、服装、アクセサリーなど、数百種類のカスタマイズオプションから選択して、アバターを個性的に仕上げることが可能です。
- 互換性: 作成したアバターは、VRChatを含む25,000以上のアプリやゲームで使用できます。
- アニメーション対応: アバターは表情や動作に対応しており、VRChat内での豊かな表現が可能です。
- プリセットとテンプレーの提供:多様なテンプレートやファッションブランドとのコラボレーションによる無料の衣装が提供されており、ユーザーは簡単に高品質なアバターを作成できます。
- 使いやすい: ウェブベースのプラットフォームであり、デバイスを問わずアクセス可能です。
▼Ready Player MeでVRchatアバターの作り方も、まとめたので見ていきましょう。
1. Ready Player Meの公式サイトにアクセスしてください。
2. 左下のブルーのボタンをクリックして、先に進みます。
3. いきなりアバターが表示されるので、右側のメニューで自分の好きなアバターにデザインを変えていきましょう。
5. 服装も自由に変えることができます。
6. 終わったら、右上の保存ボタンで保存を行います。
Tafi Avatars:テンプレートで簡単!リアル系VRChatアバター作成ソフト
公式サイト:https://maketafi.com/
価格:1000トークンを200円くらい
Tafiは、ユーザーがカスタム3Dアバターを作成し、VRChatなどのプラットフォームで使用できるサービスを提供しています。特に、AIを活用したテキスト入力による3Dキャラクター生成エンジンを開発中で、これにより専門知識がなくても簡単に高品質なアバターを作成できることを目指しています。
主な機能と特徴:
- AIテキストから3Dキャラクター生成:ユーザーがテキスト入力するだけで、AIが対応する3Dキャラクターを自動生成します。
- カスタマイズ性:Tafiのアバター作成ツールでは、顔の特徴、髪型、服装など、多岐にわたるパーツを組み合わせて、個性的なアバターを作成できます。
- 互換性:作成したアバターは、VRChatのプラットフォーム要件を満たす形式でエクスポート可能です。
- アニメーション対応:表情や動作の設定が可能で、より生き生きとしたアバターを作成できます。
- プリセットとテンプレート:豊富なプリセットが用意されており、初心者でも短時間でアバターを生成できます。
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- 違う文化からの1200+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
Blender:高度なVRChatアバターを作成できるプロ仕様のオープンソースソフト
公式サイト:https://www.blender.jp/
価格:無料で利用可能
Blenderは、高度な3Dモデリングツールとして、VRChat用のアバター作成に広く利用されています。ユーザーはBlenderを使用して、独自のアバターを一からデザインし、VRChatがサポートする形式(例:VRM形式)でエクスポートできます。
主な機能と特徴:
- カスタマイズ性: Blenderは、顔の特徴、髪型、服装など、あらゆる要素を細かく調整可能で、自由度が非常に高いです。
- 互換性: VRChatと互換性がありますが、適切なエクスポート設定やUnityでの調整が必要です。
- アニメーション対応: 複雑な表情や動作、エフェクトの追加が可能です。
- プリセットとテンプレート: プリセットは少ないですが、コミュニティによる豊富なリソースがあります。
ヒント:このツールで作ったアバターをVRChatで使う際には、Unityのインストールが必要です。
▼BlenderでVRchatアバターの使い方をまとめてみました。
1. まずはBlenderの公式サイトにアクセスします。
2. こちらのページになるので、画面中央のボタンからソフトをパソコンにダウンロードしましょう。
3. ダウンロードしてインストールが完了すると、この画面になります。
4. ポップアップの中の「全般」をクリックしてアバター作成を始めてみてください。
4. 右側のメニューで図形の形や大きさを変えて、アバターを作るシステムとなっています。
VRChatアバター作成のメリット
◉個性の表現
自分の理想の姿を形にし、VR空間でまったく新しい「自分」として生活できます。外見や服装、細かいディテールまで自由にデザインできるため、現実では表現しきれない個性を発揮できます。
◉創造性を発揮できる
アバター作成には3Dモデリング、テクスチャ制作、アニメーション設定といった多岐にわたるスキルを活用できるため、自分のクリエイティビティを存分に発揮できます。初心者でも学習を通じてこれらのスキルを身につける良い機会となります。
◉没入感の向上
自分で作成したアバターを使用することで、単なるプレイヤーとしてではなく、VR世界の一部としての感覚を味わえます。これにより、体験の深さや楽しさが格段に高まるでしょう。
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- 違う文化からの1200+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
VRChatアバター自作のヒント
VRChatアバターを自作する時には、いくつかのポイントを押さえて作る必要があります。
1. アバターのコンセプトを明確にする
まず、アバターをどんなスタイルで仕上げたいのかを、よく考えて自作しましょう。理想の姿のキャラクターを明確にすることで、デザインプロセスがスムーズに進みます。
2. モデル作成ソフトウェアを活用
アバター制作には、BlenderやUnityなどのツールが欠かせません。Blenderではモデリングやアニメーションの作成、UnityではVRChat向けにモデルを最適化できます。
3. 最適化を意識する
VRChatで快適に動作するためには、アバターのポリゴン数を適切に抑える必要があります。推奨は70,000以下です。また、エモートやカスタムアニメーションを追加することで、より魅力的でインタラクティブなアバターに仕上げられます。
4. テクスチャとシェーダの管理
可能な限り低解像度のテクスチャを使用し、複数のテクスチャを1枚にまとめることでパフォーマンスを向上させましょう。
5. アクセサリーや衣装のデザイン
アバターをデザインする際には、視覚的なバランスが取れていることが重要です。アクセサリーや衣装を追加する場合、全体の統一感やテーマに合っているかを確認しましょう。
6. 著作権に注意
他人がデザインした素材やモデルを使用する場合は、必ず使用許可を確認してください。
追加:Vidnozで感情と表情を与える!VRChatアバターに命を吹き込む
ご紹介したようなアバター作成ツールでVRChatでリアルで生き生きとしたバーチャルアバターを作り上げることが可能です。しかし、そのアバターをさらにインタラクティブで感情豊かな存在にする方法をご存知ですか?
そこで今回おすすめしたいのがVidnoz AI顔写真を動かすツールです。このツールを使えば、アバターをただ動かすだけでなく、自然な表情や音声を通じて観客とのリアルな対話を実現できます。SNSなどのアップロードして、インパクトバツグンで人気になること間違いありません。
AI喋らせるアバターを作成する - 無料
- 違う文化からの1200+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
ではVidnoz AI顔写真を喋らせるツールの使い方をまとめていきます。
1. まずはVidnoz AI顔写真を喋らせるツールの公式サイトにアクセスしましょう。
2. 画面の真ん中にある、アップロードボタンから喋らせたいアバター画像をアップロードします。
3. 次に、テキストボックスにアバター画像に喋って欲しいテキストを入力し、「AIを使って画像を動かす」をクリックします。
4. すると、アバター画像が喋ってくれるようになります。
VRChatアバター作成に関するFAQ
❓Q1. VRChatアバターを作成するために必要なものは何ですか?
VRCアバターを作成するには、以下のものが必要です:
- モデリングソフト(Blenderなど)
- Unity(アバターのインポートと設定を行う)
- VRChatアカウント(アバターをアップロードするため)
- 3Dアバターの基本的な知識(ポリゴン、ボーン設定、テクスチャ処理など)
これらのツールを使いこなすことで、オリジナルのアバターを作成することができます。
❓Q2. VRChatアバター作成無料ソフトは?
Vroid StudiやBlenderなどのソフトであれば無料でVRChatアバターを作りやすいです。
❓Q3. VRChatで写真からアバターを作るには?
Ready Player Meを利用すると、写真1枚でリアルなアバターを作成できます。
❓Q4. VRChatでアバターをアップロードするには?
アバターをVRChatにアップロードするには、Unityを使い、VRChat SDKをインストールしてアバターをアップロードします。
❓Q5. 商用利用可能なアバターを作成できますか?
可能ですが、その場合は商用ライセンスに準拠する必要があります。自分でモデリングした場合は問題ありませんが、他者の素材やモデルを使用する場合、ライセンスが商用利用を許可しているかを確認する必要があります。
❓Q6. アバターの顔や体をリアルに動かすにはどうしたらいいですか?
アバターをリアルに動かすには、以下のポイントを押さえましょう:
- モーションキャプチャーデバイス: VR機器やフェイストラッキングデバイスを使うことで、表情や動作をリアルに反映できます。
- 表情アニメーションの設定: BlenderやUnityで表情や動きを細かく設定可能。
- Vidnoz AI: 静止画のアバターにリアルな表情や音声を加えられる便利なツールです。
まとめ:自分だけのVRChatアバターを作成しよう!
今回はVRChatアバターを作成するためのツールをいくつかご紹介してきました。
それぞれのツールで特徴などが異なるので、いくつかのツールを試して自分に合った最適なツールを選び、オリジナルのVRChatアバター作りを始めてみてください。
また、記事でご紹介したVidnozは、AI動画生成サービスを提供しており、テキストを入力するだけで、3Dアバターがナレーションする高品質なアニメーション動画を簡単に作成できます。他にはない独自のアバター作成を、ぜひVidnozのツールでお試しください。