みなさん、こんにちは!音楽は感情やメッセージを伝える素晴らしい手段ですよね。
しかし、その一番の魅力である歌詞作りが制作のハードルになることもありますよね。
そこで、みなさんにオススメしたいのが、AI技術を駆使した歌詞自動生成のサイト。
本記事では、そんな魔法のようなサイトやソフトをいくつかご紹介します。
あなたの想いを歌詞に乗せる新たな方法を体験してみてください!
- 目次
- 特化型AI歌詞自動生成(メーカー・ジェネレーター)サイト-Shikaki (シカキ)
- AI歌詞自動生成(メーカー・ジェネレーター)サイトで生成した歌詞に曲をつけよう
- 特化型AI歌詞自動生成(メーカー・ジェネレーター)サイト-AIサッキョク
- 特化型AI歌詞自動生成(メーカ・ジェネレーター)サイト-(日语歌词生成器)日本語歌詞ジェネレーター
- 汎用型AI自動作詞アプリ・サイトChatGPT
- 歌詞自動生成アプリ・サイトで楽しもう
特化型AI歌詞自動生成(メーカー・ジェネレーター)サイト-Shikaki (シカキ)
Shikaki(シカキ)は、AI技術を使った作詞無料ツールです。
自分の歌を作ってみたいけど歌詞作りが苦手な方や、歌詞のネタが尽きてしまったので新しいアイデアが欲しい方などにオススメ。
使い方はとてもシンプルで、Webサイトにアクセスしてキーワードを指定していくだけです。
URL |
https://shikaki.diatonic.codes/ |
利用環境 |
パソコン、スマホ |
サポート言語 |
日本語 |
歌詞の著作権の帰属 |
ユーザー |
特化型AI歌詞自動生成メーカーShikaki (シカキ)の実体験
ここでは実際にShikakiを使って自動生成した歌詞を評価したいと思います。
歌詞のキーワードは「高校野球,青春,明るい,太陽,白球,汗,優勝,接戦,告白,大事な人」で試してみました。
このように、キーワードは10個まで指定できます。さらに、歌詞の雰囲気を「恋愛ソング・性別による視点・英語フレーズ」から選択します。
この条件で仕上がった歌詞が以下になります。
この歌詞メーカーが作った歌詞から感じたことを3つご紹介します。
この歌詞から良い印象を受けたのは曲の雰囲気です。
歌詞の雰囲気を女性にしたので、とても女性らしい歌詞となりました。やわらかい曲調となったので、心地のよい恋愛ソングが仕上がりそうですね。
一方で気になったことが2つあります。
まず、歌詞のキーワードを10個指定しましたが、歌詞の中に一つも入っていませんでした。このツールを使う前は、歌詞の中にいくつか含まれるものだと思い込んでいましたが、きっと歌詞を作り出すために参考にするくらいなのでしょう。
また、歌詞の雰囲気を選択する際、「英語フレーズも可」に設定しましたが一つもありませんでした。こちらも複数の英語フレーズが入ってくると思ったので、すこし期待外れな感じがしました。
この歌詞自動生成ツールを使うメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- 完全無料で利用可能
- AメロやBメロ、音数を指定して歌詞の生成が可能
- 自動生成された歌詞の手直しが可能
- 自動生成された歌詞の著作権はユーザーに帰属
デメリット
- 曲の構成知識がないとやや複雑
- キーワードが歌詞中に出てこないケースあり
AI歌詞自動生成(メーカー・ジェネレーター)サイトで生成した歌詞に曲をつけよう
AIによる自動生成した歌詞に曲をつける方法はいくつかあります。
その中で最も便利な方法はAI作曲ツールを使うことです。
今回おすすめしたい無料AI作曲ツールはこちら:Vidnoz AI作曲
歌詞の内容や雰囲気に合わせて、曲のジャンルやムードとテーマを選ぶことが重要です。
提供されていたアイテムを選び、「音楽生成」ボタンをクリックすれば、作曲が完了です。
また、【作曲】では思い通りの曲が出てこない場合は、「テキストから音楽に」機能を試すのがおすすめです。
著作権に注意する必要もありません。用途や商用の有無を問わず無料で利用可能です。ツールの無料利用はこちら
あわせて読みたい記事:AIで音楽が作成できる!?音楽自動生成サイトおすすめ4選>>
特化型AI歌詞自動生成(メーカー・ジェネレーター)サイト-AIサッキョク
AIサッキョクも、AI技術を使った無料作詞ツールです。タイトルと条件を入力するだけで、AIが歌詞を自動生成してくれます。サービス開始の2023年8月6日からわずか2週間足らずで、6236曲の歌詞が作成されていることからその人気が伝わりますね。
URL |
https://www.aisakkyoku.com/ |
利用環境 |
パソコン、スマホ |
サポート言語 |
日本語 |
歌詞の著作権の帰属 |
商用利用可能 |
特化型AI歌詞自動生成メーカーAIサッキョクの実体験
AIサッキョクで歌詞を作成してみました。歌詞の自動生成の条件は以下の通りです。
- 曲構成:Aメロ・Bメロ・サビ
- ターゲット層:30代男性
- 曲の雰囲気:恋愛
- 条件:詩的な表現を入れたい
- 言語:日本語
- キーワード:高校野球,青春,恋愛,優勝
この歌詞から感じたことを3つご紹介します。
自動生成された歌詞から情景が鮮明に思い浮かびます。頭の中にストーリーを順に並べていってくれる、つまり曲の中での導線がうまくつながっているのでしょう。
また、ターゲットとキーワードを十分に反映してくれています。30代の男性向けにウケそうな青春ソングが出来上がりました。キーワードの入力数には制限があったものの、うまく生成してくれました。
一方で、AIを使って歌詞の編集ができない不自由さはあります。出来上がった歌詞をすこし手直しするコマンドはありません。AIを使って歌詞の編集ができませんので、歌詞を別に書き写し、そこに修正を加えていく必要があります。
この歌詞自動生成ツールを使うメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
- 完全無料で利用可能
- 曲調の選択肢が豊富
- 5言語と言語の選択肢が豊富
- X(旧Twitter)へシェアが可能
デメリット
- キーワードの入力数が限定的
- サイト内での細かい修正が不可
特化型AI歌詞自動生成(メーカ・ジェネレーター)サイト-(日语歌词生成器)日本語歌詞ジェネレーター
ここで一つ面白いサイトをご紹介します。
中国語のサイトですが、なんと、日本語の歌詞をAI技術を使って自動生成できるのです。
サイト内は中国語なので、なにを書いているのか分からないのが多少ネックですが、歌詞の最初のひと言を入力するだけで自動生成してくれますし、この記事で使い方を説明します。
URL |
https://lyric.fab.moe/#/ |
利用環境 |
パソコン、スマホ |
サポート言語 |
中国語 |
歌詞の著作権の帰属 |
ユーザー |
日本語歌詞ジェネレーターの実体験
日本語歌詞ジェネレーターで歌詞を作成してみました。先にご紹介したツール2つとは異なり、条件を細かく設定することができません。歌詞の出だしのみ指定できるのが特徴的です。
以下の歌詞の出だしは「桜が咲く」です。たったの4文字で、以下の歌詞が出来上がるなんて驚愕ですよね。さらに驚くのが、もう一度「桜が咲く」を使って歌詞を自動生成すると、まったく異なる歌詞が出来上がります。唯一無二の歌詞を作りたい方にとっては重宝しますね。
(1回目)
(2回目)
外国語のサイトなのに、日本語のクオリティがそこそこ高いと思います。
気になった点は、歌詞中の「声にならない気持ちは名前呼びませんか?」にやや違和感を感じることと、「です・ます調」が時折、混じっていることくらいです。
「です・ます調」があっても当然いいのですが、やっぱり一つの作品の中で統一しているほうが好ましいですね。少し手直しは必要になりますが、歌詞のベースとしては十分なクオリティです。
メリット
- 完全無料で利用可能
- 同じ歌詞の出だしでもバリエーションが豊富
日本語歌詞ジェネレーターの利用方法
中国語のサイトなので、本ツールの利用方法を簡単にご紹介します。サイト自体を翻訳してしまうのも一つの手段ですが、歌詞自動生成のステップはたったの2つなので、中国語のままでもお使いいただけます。生成をすると上記でご紹介したように日本語で歌詞が表示されます。
歌詞自動生成2ステップ
- 歌詞の1行目(出だし)を入力する
- 「生成!」ボタンをクリックする
ステップ1はデフォルトで「桜が咲く」になっています。この「桜が咲く」をご自身のお好きなフレーズに変えてください。
汎用型AI自動作詞アプリ・サイトChatGPT
ChatGPTは、Web上やスマホで使える人工知能チャットボットです。
大量のテキストデータを学習することで、より高度な質疑応答やテキストの要約・翻訳、文章の執筆、さらに自動作詞もできます。ChatGPTのスマホ用アプリがあるのも大きな特徴です。
URL |
https://chat.openai.com/ |
利用環境 |
Web、スマホ、iOS / Android |
サポート言語 |
英語 |
歌詞の著作権の帰属 |
ChatGPT-3.5 |
チャットボットChatGPTの実体験
ChatGPTで歌詞を作成してみました。歌詞自動生成の条件は「AIサッキョク」で指定した条件と同じです。
- 曲構成:Aメロ・Bメロ・サビ
- ターゲット層:30代男性
- 曲の雰囲気:恋愛
- 条件:詩的な表現を入れたい
- 言語:日本語
- キーワード:高校野球,青春,恋愛,優勝
自分がイメージしていた歌詞に一番近いアイデアが出てきました。なんか汗だくの球児が、日々の練習に精を出しながら、気になる女の子と純愛しているシーンが思い浮かびました。このまま曲に歌詞を乗せたいですね。
正直このままで全く問題ないのですが、ChatGPTの良さは、なんと言ってもチャット形式で修正の指示ができること。ご自身が納得いくまで、改善していきましょう!
チャットボットChatGPTを歌詞自動生成に使うメリット
ChatGPTを歌詞自動生成に使うメリットは、先にもお伝えしたとおり、チャット形式で指示ができる点です。条件設定に制限があるツールより自由度が高いのが特徴的。
キーワードやテーマだけではなく、たとえば、ストーリーや詩をベースにして歌詞を自動生成してもらうことも可能です。自分の好きな詩をChatGPTに歌詞にしてもらって、また作曲してもらうことでオリジナルの歌を作ることもできちゃいます。
ChatGPTを使うと、多様なスタイルを適用することができます。ある詩を歌詞風にアレンジしてもらったのですが、さらにその歌詞を「ジャパニーズヒップホップ調」に変えてもらうよう指示をしました。その結果が以下の歌詞になります。
チャットボットChatGPTを歌詞自動生成に使うコツ
ChatGPTを歌詞自動生成に使う場合も、いい仕上がりにするためには以下3つのコツがあります。
- 条件設定を細かく指定
- 自動生成された歌詞を調整
- リライトと編集に利用
条件設定を細かく指定しましょう。
チャットボットも人間と同じように、しっかりと指示を受けたほうが良い仕事をしてくれます。たとえば、「恋愛ソングを書いて」と指示するよりも、「30代男性にウケる雨の日に聞く失恋ソングを書いて」と指示するほうが、イメージする歌詞に近づきそうな気がしませんか? なるべくご自身が抱くイメージを言語化して、条件を指定するように心がけましょう。
次に自動生成された歌詞を調整しましょう。
しっかりと条件を指定すれば、たった1回で満足する歌詞が出てくるかもしれません。それでも簡単に満足せず、微調整を行っていきましょう。そうすることで、より精度が高く、聞き手に刺さる歌詞が仕上がります。
これまでに書き溜めていた歌詞をリライトしてもらいましょう。
あなたが作詞家であれば、このChatGPTが出てくる前にも歌詞を書いていたことでしょう。その歌詞をChatGPTに入力して、さらに条件を加えてリライトしてもらうことで、精度が高い歌詞に早変わりします。一から作るのではなく、今ある歌詞をリライトして編集していく使い方もオススメです。
歌詞自動生成アプリ・サイトで楽しもう
以上、本記事では歌詞の自動生成ができる4つのツールとサイトをご紹介してきました。どれも無料で使えるものばかりですので、どんどんと利用してスキルを上げていきましょう。これまで歌を作りたかったけど、歌詞作りが苦手だったという方も、このツールを利用することで夢を叶えることができるかもしれませんね!
またAIを使って作曲できるツールもあります。これらのツールを使いこなすと、ウェブ上やアプリで自動作詞作曲ができるようになります。自動作詞作曲ができるようになれば、活動の幅が広がりますので、ぜひマスターしてくださいね!
AIは作詞のほかにもいろいろできることがあります。例えばVidnoz AIのAI音声読み上げ、アバター生成など。さらに、リアルなAIアバターを使用して魅力的な動画を生成することもできます。
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