AI画像生成に関する報道を、メディアやSNSで目にしたことがあるかもしれません。AI技術を活用して、絵やイラストを自動生成するサービスを開発する企業が増えています。自社でも活用して生成しようと考えても、アプリやサイトの種類が多く、どれを使えば良いのか悩む方も多いはずです。
そこで今回は、AIお絵描きについての概要を解説すると共に、おすすめのAIお絵描きアプリやサイトをピックアップしてご紹介していきます。AIお絵描きアプリやサイトを活用して、ハイクオリティなAI画像を作りたい企業担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
- 目次
- AIお絵描きとは?
- AIお絵描きアプリ・サイト
- 瞬時に写真をイラスト化できるサイト - 無料の似顔絵メーカーVidnoz
- AIお絵描き・絵自動生成サービスの注意点
- まとめ
AIお絵描きとは?
AIお絵描きと聞いても、どういったものなのか理解していない方もいるはずです。AIお絵描きとは、文章や単語をアプリやサイト内で入力するだけで、イメージに見合うイラストを自動で作り出してくれるサービスを指します。
例えば、「日本人・茶髪・怒っている表情」といったキーワードで指示を与えるだけで、キーワードの特徴を持った人物を自動で作成してくれます。キーワードを詳細に記すことで、思い描いていたイメージ通りの画像を生成してくれます。
データベースの中に画像やイラスト、絵画といった様々なデータが蓄積されているため、そのデータを素にしてキーワードに見合うものを選択し、要望に近くなるように調整してイラストを出力する仕組みです。
また、AIは常に学習し続けています。そのため、キーワードを少し変えただけで違う結果のイラストが生成されるだけではなく、同じ条件でも生成される画像は毎回違うものになるので、何度でも生成し続けることが可能です。絵を描くことが苦手でも、AI画像生成のサイトやアプリを使用すれば簡単にイメージ通りの画像を制作することができるようになります。
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AIお絵描きアプリ・サイト
ここからは、おすすめのAIお絵描きアプリやサイトを7つピックアップしてご紹介していきます。特徴やメリット、デメリットなどをまとめているので、アプリやサイト選びで悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
AI絵を自動生成するサイト「Vidnoz AI」
公式サイト |
https://jp.vidnoz.com/ai-avatar-generator.html |
使用料金 |
無料 |
対応OS: |
Windows、macOS、iOS、Android |
Vidnoz AIは、AIアバタージェネレータに文字を入力するだけでアバターを自動生成してくれるサイトです。使用方法は簡単で、性別を選んでキーワードとなるテキストを入力し、「アバターを生成する」をクリックするだけでいくつかのアバターが制作されます。その中から自分の好きなアバターを選んでダウンロードができる仕組みです。
イラストのスタイルは複数あり、リアル・アニメ・スケッチ・水彩画・ロリータといった種類があります。特定のスタイルのみに絞って選択したい場合は、気になるアバターをクリックするだけで、同じスタイルのアバターが新しく4つ生成されるので、イメージに近いイラストを選べるはずです。
生成したアバターは、AIキャスターとして活用することも可能です。動きや話しを追加できるため、説明ビデオやバーチャルアシスタントとして買い物のサポートをしてもらうなど、あらゆる活用方法があります。
メリット
- 無料で使える
- 様々な種類のスタイルから好きなアバターを選べる
- 簡単にAIアバターを作れる
- アバターに声や動きをプラスできる
- 日本語に対応している
AI喋らせるアバターを作成する - 無料
- 違う文化からの1000+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
無料オンラインお絵描き自動加工「Myedit」
公式サイト |
https://myedit.online/jp/photo-editor/ai-image-generator |
使用料金 |
無料版あり |
対応OS: |
Windows、iOS、Android |
Myeditは様々な種類のAI画像編集ツールを搭載しているサイトです。サイトなのでアプリをダウンロードすることなく利用できます。AI 画像生成では、キーワードとなる文章を入力することで自動的に画像を作り出してくれます。
生成方法も手軽で、アイデアを文字で入力し、必要に応じて参考画像のアップロードを行います。その後、「生成」をクリックするだけでAIによる画像作成が終了します。画像を確認したら、ダウンロードをして保存可能です。
メリット
- 無料で使える
- 日本語に対応している
- 画像を参考にしてもらえる
デメリット
- 無制限に生成できない
- 画像にテキストの挿入ができない
AIお絵描き&動画編集「Picsart」
公式サイト |
https://myedit.online/jp/photo-editor/ai-image-generator |
使用料金 |
無料版あり |
対応OS: |
Windows、iOS、Android |
国内だけではなく、世界中にユーザーがいるAIお絵描き&動画編集アプリがPicsartです。AI画像ジェネレーターでは、キーワードとなる単語を入力するだけで、画像に変換してくれます。最大8Kの解像度で生成してくれるため、高品質な画像を作れます。
生成方法は、画像のイメージアイデアとなるキーワードを入力し、「1 つの画像をすばやく生成」をクリックします。「カスタマイズしてさらに画像を生成」すればフィルターやエフェクト、テキストの入力といった画像編集が可能です。その後、「エクスポート」で画像をダウンロードできます。
メリット
- 無料で使える
- 画像編集も可能
- 世界中に1億5,000万人以上ものユーザーが存在する
デメリット
- デザインをレベルアップしたい場合は有料版への登録が必要
AI絵ジェネレーター「WOMBO Dream」
公式サイト |
なし |
使用料金 |
無料版あり |
対応OS: |
iOS、Android |
WOMBO Dreamの無料版では60種類以上のアートスタイルが用意されており、イメージや好みに合う画像を作成できます。
制作した画像は無料でダウンロード可能です。生成プロンプトは日本語にも対応していますが、英語での入力もできます。単語や熟語が自動で候補表示されるので、それを選んでの制作も可能です。
メリット
- 生成プロンプトは日本語にも対応している
- 回数制限なく画像を制作できる
- スマホで手軽に画像を制作できる
デメリット
- アプリ内は英語表記になっている
- 画像のテイストをより多くしたい時や動画での出力は有料版のみしか使えない
オンラインでAIイラストを自動生成「Fotor」
公式サイト |
https://www.fotor.com/jp/ |
使用料金 |
無料版あり |
対応OS: |
Windows、iOS、Android |
コラージュメーカーや写真の高品質化、背景透過など、様々なサービスを実施しているFotorでも、AIによるイラストの作成サービスを行っています。下記の公式サイトから、AIに描いてほしい画像を入力し、「生成する」をクリックするだけで、デジタルアートや墨画、色鉛筆画など、様々なテイストのイラストが作り出されます。
メリット
- 無料でも利用可能
- 単純な方法で作れる
- 画像をアップロードしてイラストを生成することも可能
AIで絵を自動生成できる画像編集サイト「Canva」
公式サイト |
https://www.canva.com/ja_jp/ai-image-generator/ |
使用料金 |
無料版あり |
対応OS: |
Windows、macOS、iOS、Android |
Canvaでも、AIによるお絵描き機能が提供されています。キーワードを入力し、スタイルを選択するだけで画像を作れます。画像編集機能もあるので、装飾を施すことも可能です。
画像スタイルは、水彩画や映画的、色鉛筆やネオン、レトロウェーブなど、複数の種類があるので、好みやイメージに合わせて選択できます。
関連記事:【2024最新】自動着色で線画や手描き絵が鮮やかに!AI色塗りツールの魅力
メリット
- 無料版でも毎月50枚まで生成可能
- 画像の質感変更や背景の変更など、マジック加工ができる
- 画像にテキストを追加できる
瞬時に写真をイラスト化できるサイト - 無料の似顔絵メーカーVidnoz
公式サイト |
https://jp.vidnoz.com/ai-cartoon-generator.html |
使用料金 |
無料 |
対応OS: |
Windows、macOS、iOS、Android |
Vidnozでは、テキストではなく写真をイラストにできるサービスも提供しています。イラスト化したい写真をアップロードし、「生成」をクリックするだけで作れるので、初心者でも手軽に使えます。画像は、無料でダウンロード可能です。
画像は4枚作り出されるので、好みのものを選んで保存できます。
メリット
- 無料で利用できる
- ワンクリックだけで簡単にイラスト化できる
AI喋らせるアバターを作成する - 無料
- 違う文化からの1000+リアルなアバター
- 口と動き、ナレーションが同期可能
- 複数のアクセント付きの140+言語サポート
AIお絵描き・絵自動生成サービスの注意点
AIお絵描きのサービスを活用する場合の注意点を解説していきます。
料金の有無を調べる
AIお絵描きアプリやサイトによって自動生成が無料なものもあれば、有料なものもあります。中には、無料で使えても有料版でしか利用できない機能もあるので、どの程度機能が使えるのか前もって調べることが肝心です。
まずは、無料版で試して機能性に満足できた段階で有料版へ登録するのもおすすめです。
各サービスの特徴を比較
サイトやアプリによって、提供しているサービスが異なります。テキストのみでしかイラストが生成できないサイトもあれば、画像や写真のアップロードが可能なサービスもあります。イラストを自由に編集できる機能が搭載されたサービスもあるので、料金の有無と同様に、あらかじめ機能の特徴を理解しておく必要があります。
関連記事:無料で写真を絵にする!水彩画風・手書き風・絵画風・油絵に加工する方法
利用条件を確認
AIにより自動生成されたイラストを企業が使用する場合は、利用条件をよく確認しましょう。サービスの利用規約で、商用利用が許可されていれば他者の創造物を学習に使用していない限り商用利用をしても問題ありません。しかし、商用利用が不可能な他者の創造物を使って学習をさせてしまえば、著作権の観点から問題になる可能性があるため、商用利用は避けた方が安心です。
まとめ
今回は、AIで絵を自動生成してくれるアプリやサイトをご紹介してきました。人気AI自動生成サイトとして知られるmidjourneyもありますが、その他にも活用できるアプリは複数あります。無料で活用できるものも多く、手軽に作成できる点が大きなメリットです。アプリやサイトを利用すればAIがイメージに見合う絵を描いてくれるので、専門の業者に依頼をする必要もありません。
Vidnoz AIを含め、ご紹介したアプリやサイトには、様々な特徴があるので、自分に合うものを探して、企業運営に役立ててみてください。
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