【2024最新】自動着色で線画や手描き絵が鮮やかに！AI色塗りツールの魅力

佐々木誠

最終更新日 2024年02月23日

AIの力を借りたら、着色はより便利！線画や手描き絵を自動着色できるAI色塗りサイト・アプリ・ソフト合計5選紹介！初心者からプロ向け、自分に合ったものを見つけられる！

AI色塗りサイト・アプリ集

線画や手描き絵の色塗り作業が手間であったり、難しかったりした経験はありませんか？

AI色塗りツールは、その問題を解決する革命的なツールです。

この記事では、Petalica Paint、Pixiv Sketch、ibisPaint、CLIP STUDIO PAINTなど、優れたAI色塗りサイトやアプリを紹介します。これらのツールは異なる特長を持ち、さまざまなニーズに対応します。

目次

AI色塗りとは？仕組みの簡単紹介
線画や手描き絵を自動着色できるAI色塗りサイト｜Petalica Paint
手描き絵作成できるAI色塗りサイト・アプリ｜Pixiv Sketch
絵描き・AI色塗りアプリ｜ibisPaint
描画・AI色塗りアプリ｜CLIP STUDIO PAINT
AI色塗り画像を面白くするツール｜Vidnoz
AI色塗りサイト・アプリのまとめ

AI色塗りとは？仕組みの簡単紹介

AI色塗りは、AIを使って、白黒またはモノクロの線画や手描き絵、イラストや写真などに色を追加するプロセスを指します。

一般的には、「データ収集→モデルトレーニング（一般的には深層学習モデルCNN）→イメージカラリング」と言う手順で自動着色を実現できます。AIモデルは、画像の各部分に適切な色を予測し、カラーバージョンの画像を生成します。

AI自動着色は、アートやデザイン、アニメーション制作などの分野で広く利用されています。これにより、カラー化にかかる時間と労力が大幅に削減され、創造的なプロジェクトに集中できるようになります。

それでは、各ツールを詳しく見ていきましょう。

線画や手描き絵を自動着色できるAI色塗りサイト｜Petalica Paint

対応OS：ウェブブラウザを利用したクロスプラットフォーム

料金：無料

自動着色画像のタイプ：5種類のスタイル（たんぽぽ、さつき、かんな、パンダ、しろくま）

Petalica Paintは、線画や手描き絵を自動で着色する革新的なウェブサービスです。ピクシブとPFNによって共同開発され、イラスト制作プロセスを劇的に向上させます。

このサービスは完全に無料で、ウェブブラウザを介して利用できます。ユーザーが自分で描いた線画や絵をアップロードすると、わずか数秒で自動着色された絵画を取得できます。

Petalica Paintでは、異なる自動着色スタイルを提供しており、作品に独自の雰囲気を持たせることができます。

メリット	デメリット
手動着色に比べて作業時間を50％以上短縮作業の均一性が向上し、作品の品質を維持できる「カラーヒント機能」で自動着色の結果の細部を調整可能異なるスタイルから選択可能で、オリジナル性を保ちながら自動着色できる	インターネット接続が必要で、オフラインで利用できない着色精度はあまり良くない

おすすめ度：⭐⭐⭐⭐

手描き絵作成できるAI色塗りサイト・アプリ｜Pixiv Sketch

対応OS:ウェブブラウザ、iOS、Android

料金：無料

自動着色画像のタイプ：線画、手描きの絵

Pixiv Sketchは、手描きアートを楽しむための完全無料のオンラインツールおよびスマートフォンアプリです。このアプリは、ブラウザからオンラインで絵を描くことも、Pixiv Sketchの専用アプリを使用してスマートフォンでアート制作を行うこともできます。iOSおよびAndroidの両方で利用可能です。

このツールの中でも特に注目すべきは、自動彩色の機能です。イラストや絵を完成させたら、簡単に「自動着色」ボタンをクリックし、三つの異なる彩色スタイルから一つを選ぶだけで、自動的に彩色されたイラストが完成します。この自動着色機能は、Petalica Paintとの提携により提供されており、その質の高さが評価されています。

また、Pixiv Sketchは、アーティストにとって非常に便利なツールです。また、オンライン環境での制作に特に適しており、作業を途中で中断しても、すぐに再開できます。また、スマートフォンやタブレットでも利用できるため、場所を選ばずアート制作を楽しむことができます。このアプリは、絵を描く楽しさを共有し、新しいコミュニケーション方法を提供します。ライブ配信や視聴も容易に行え、他のユーザーとアートの魅力を共有できます。

メリット

デメリット

ブラウザやスマートフォンアプリを通じてアクセスできるため、場所に縛られずアート制作可能
簡単にイラストや絵を彩色でき、様々な彩色スタイルから選択できる自動着色機能
作品を共有したり、他のアーティストとコミュニケーションできる場
シンプルなインターフェースなので初心者でも簡単に操作可能
豊富なブラシオプションが提供され、異なるアートスタイルに合ったブラシを選択可能

Pixiv Sketchはオンラインツールであるため、インターネット接続が必要です。オフラインでは使用不可能
自動彩色機能は便利ですが、完璧な結果を得るためには手動で微調整が必要な場合がある
他の高度なアート制作ソフトウェアに比べて一部機能に制約がある。プロのアーティストにとっては、より多機能なツールが必要かもしれない

おすすめ度：⭐⭐⭐⭐

絵描き・AI色塗りアプリ｜ibisPaint

対応OS：iOS, Android

料金：

無料版（広告表示あり、一部機能制限あり）
有料版（広告除去アドオン）: 1,220円（税込）
プレミアム会員（月額）: 300円（税込）
プレミアム会員（年額）: 3,000円（税込）

自動着色画像のタイプ：線画やイラスト

ibisPaintは、iOSとAndroidで利用可能な絵描きアプリです。最新バージョンではAIを活用した自動色塗り機能や高画質化機能が実装されており、ユーザーは線画をアップロードしてAIによる自動着色を行うことができます。また、多彩なブラシやテクスチャ、トーンも提供され、ユーザーは本格的なイラストを描くことができます。無料版と有料版があり、有料版には広告が表示されず、全ての機能が利用できます。さらに、コミュニティとの共有も容易で、アーティスト同士の交流も楽しめます。

メリット

デメリット

ユーザーが描いた線画をアップロードすると、AIが顔、髪、目などを認識し、自動で着色してくれる
着色設定を自由に変更できる「色指定アシスト機能」が搭載されており、ユーザーは自動色塗り結果が調整可能。これにより、作品に独自の色彩を追加することが可能。
最新のバージョンでは「AI超解像度機能」も提供されており、自身が描いたイラストを高画質化できる。また、保存された画像の画質とサイズを2倍にすることも可能です。
12,000本以上のブラシと5,100点以上のテクスチャやトーンが含まれており、多彩な作品を描くのに役立つ
作業動画が自動的に撮影され、コミュニティサイトで他のユーザーと共有できる場がある。ユーザー同士の技術交換とコミュニケーションが盛ん。

無料版には広告表示と一部機能制限があり、全ての機能を利用するには有料版の購入が必要
自動色塗りは高度なAI技術を使用していますが、完璧な結果を保証するものではなく、調整が必要な場合もある

おすすめ度：⭐⭐⭐

描画・AI色塗りアプリ｜CLIP STUDIO PAINT

対応OS：iOS, Android

料金：毎日1時間まで無料で利用可能。それ以上の利用は月額100円が必要。

自動着色画像のタイプ：アニメーション、イラスト、漫画

CLIP STUDIO PAINTは、株式会社セルシスが提供するペイント（グラフィック）ソフトで、iOSとAndroidで利用可能な描画・イラスト制作アプリです。業界でNo.1の実績を誇り、多くのプロのイラストレーターや漫画家に愛用されおり、プロ・アマ問わず5,000万人以上のユーザーに利用されています。その特徴として、自然な描き味、豊富な素材、3Dデッサン機能、マンガ制作ツール、トーンの自在な利用、オートアクション、アニメーション制作機能などが挙げられます。クリエイターのスタイルに合わせて多彩な機能が提供され、制作の効率と品質向上に貢献します。

CLIP STUDIO PAINTは、デジタルアート制作において優れたツールとして、プロフェッショナルから趣味の絵描きまで幅広いユーザーに支持されています。初めての利用者でも無料体験版を通じてその魅力を探求し、制作活動に活かすことができるでしょう。また、多機能ながらも使いやすさを追求しており、熟練すれば描画スピードの向上などが期待できます。クリエイティブなプロジェクトに取り組む際に、CLIP STUDIO PAINTは強力な味方となることでしょう。

メリット

デメリット