AI議事録自動作成ツールが欲しいけど、どうやって選べばいいのかわかりません? この記事では、最も包括的な選択方法を紹介し、検索結果のツールの特徴や機能を比較し、最後には、あなたに合ったものを見つけることができますので、ぜひ参照してください!
このほか、AIの精度を高めるためのヒントや、たまに使うならオススメのもう一つのオールインワンツールも紹介されています。
- 目次
- AI議事録(自動作成ツール)とは?
- AI議事録自動作成ツールのメリット
- AI議事録自動作成ツールを選択するポイント
- AI議事録自動作成ツール4つ(無料あり)
- 音声のテキスト化の精度を上げるためのコツ
- AI議事録自動作成ツールまとめ
AI議事録(自動作成ツール)とは?
AI議事録自動作成ツールは、人工知能(AI)を利用して会議・商談・打ち合わせの音声内容を自動的にテキストへ作成するツールです。
議事録は、通常、会議を録音し、重要な部分を何度も聞き直すなど、人自身が手作業で作成しており、非常に手間がかかります。しかし、AI議事録を使用することで、議事録作成の手前を軽減することができ、ツールによっては編集・共有機能を備えているものもあり、議事録の作成効率を大幅に向上させることができます。
おすすめサイト:Vidnoz Aiボイスチェンジャーサイト
AI議事録自動作成ツールのメリット
効率化と生産性向上の要求とテクノロジーの発展やAIブームに伴い、AI文字起こしツールが続々と登場しています。AI議事録自動作成ツールを使って音声を文字起こしする主なメリットは以下の通りです。
時間とコストの節約
人手による議事録作成には時間と手間がかかります。AIを使用することで、リアルタイムでの自動作成や、会議後の自動要約が可能となり、作業時間やコストを削減できます。
音声のテキスト化
AIは高い精度で音声をテキストに変換することができます。そのため、正確な議事録が作成され、情報の欠落や誤りが少なくなります。
多言語対応・自動翻訳
自動翻訳機能を備えたAIツールを使用することで、多言語の議事録作成が可能となります。会議や交渉が国際的な参加者で構成されている場合、各参加者の言語に合わせて即座に翻訳が行われ、円滑なコミュニケーションを図ることができます。
長期保存と検索の容易さ
AI議事録はデジタル形式で保存されるため、容易にアーカイブや検索ができます。過去の会議や議論を参照する必要がある場合でも、迅速かつ簡単に情報にアクセスできます。
AI議事録自動作成ツールを選択するポイント
ツールを選ぶ際に気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。
多言語対応・文字起こし精度
ツールが複数の言語に対応しているかどうかを確認しましょう。また、文字起こしの精度も重要です。ツールが正確かつ高精度な文字起こしを提供できることが必要です。
マルチデバイス対応の有無
ツールが複数のデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)で利用できるかどうかを確認しましょう。特定のデバイスに依存せず、利用者が好きなデバイスで利用できることが望ましいです。
編集、データ書き出し、共有のしやすさ
議事録を編集したり、必要なデータを書き出したり、他の人と共有したりする際の利便性も重要です。ツールが使いやすいインターフェースを提供し、編集やデータの書き出し、共有機能がシームレスに行えることが望まれます。
指定された部分を書き写す機能(人、重要な部分、検索ポジショニング)
ツールが指定された部分を書き写す機能を持っているかどうかも重要です。特定の部分のみを抽出したり、重要な部分を強調したり、検索エンジンのポジショニングに適した形式でテキストを出力したりできると便利です。
AI議事録自動作成ツール4つ(無料あり)
最初の3つは検索結果からのツール、最後の1つは多くの機能を持つおすすめの無料ツールです。
AI議事録自動作成ツール①AI GIJIROKU
AI GIJIROKUは、企業、チームや個人向けのAI議事録自動作成ツールです。
無料版は閲覧機能だけ、招待コードでパーソナルバージョン機能の1週間試用が可能です。各バージョンの違いは、主に高精度/業種別音声認識、連続録音時間、AI GIJIROKUアシスタント(議事録のタイトル・要約・ToDo等をAIが生成する)、保存領域、チームメンバー数、グループ機能、議事録収録時間、データロギング(データ学習)の部分です。
続いて、その特徴やユーザーの声などを紹介する。
<特徴>
- 高精度/業種別音声認識、精度99.8%
- 30の言語対応
- ZOOMと提携
高精度/業種別音声認識とはパーソナライズ技術を指します。様々な業界の専門用語や、個人の話し方の癖を認識し、正確な文字起こしや翻訳を行うことです。
今回紹介するツールの中に言語対応一番多く、多国籍な会議が頻繁に行われるチームに最適です。
AI GIJIROKUのHPには「国内唯一のZoom連携」がありますが、実はズームと連携したAI議事録自動作成ツールは、後ほど紹介するAI議事録取れる君などの方が多いのです。Zoom連携とはzoom会議の音声をリアルタイムでテキスト化し、自動保存することです。会議後すぐにテキストで会議内容を確認できるので、より早く要点を把握することに役に立ちます。
ただし、無料機能は閲覧のみで、パーソナルの一週間無料体験終了後は有料で利用する必要がある点は注意が必要です。
企業向けのおすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
個人向けのおすすめ度:⭐⭐
AI議事録自動作成ツール②AI議事録取れる君
AI議事録取れる君も個人・法人向けのAI議事録自動作成ツールですが、企業の方がおすすめです。価格を示す定額議事録収録期間限定プランPersonalのほか、Personal向け無制限版、法人向け両バージョンも価格相談の対象となります。EnterpriseプランとPersonal主の区別は作成できるチーム数、チームに参加できる人数の有無です。
機能面では、以下のような特徴があります。
<特徴>
- ZOOM、Microsoft Teams連携
- 16の言語対応
- 共有機能(ダウンロード、リンク、メール)
- 共同編集
AI議事録取れる君の連携会議ソフトは2つあり、ZOOM以外に、Microsoft Teamsの会議でもリアルタイムで書き起こすことができます。そしてスケジュール連携により自動化も可能です。
言語の面では16しかありませんが、平均的な多国籍チームには十分です。そして共同編集機能により、口語訳に誤りがあったとしても記録ミスを時間内に修正することができます。
AI議事録取れる君のもう一つ注目すべき機能は共有機能です。書き起こしたファイルをダウンロードしたり、リンクやメールで直接共有することができるので、端末のメモリを使わず、非常に高速です。
AI議事録取れる君でも無料の機能はなく、チームや企業向けにおすすめしている理由です。頻繁に打ち合わせをしない場合、個人での使用はお勧めしません。
企業向けのおすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
個人向けのおすすめ度:⭐⭐⭐
AI議事録自動作成ツール③YOMEL
YOMELはAI議事録自動作成ツールとして、AI文字起こし、AI要約、単語登録などの機能が備えています。このツールも個人向けにはあまりおすすめしますん。入門プランもやや高価です。しかし、応募することで2週間の無料トライアルタイムがもらえます。
どんな機能があるのか、一緒に見てみましょう。
<特徴>
- 自動FAQ機能
- 自動話者識別
- 万全のセキュリティ対策
YOMELは発言者の身元を認識し、起こされたテキストは、異なる音声によって区別されます。
もう一つ紹介したいのは、「自動FAQ機能」です。発言者の音声に含まれるキーワードを認識することで関連する知識を自動的に表示し、参加者の質問を時間内に解決し、会議を中断させることなく行うことができます。
セキュリティ対策については、YOMELはもうISO27001の認証を取得しました。個人情報の自動除去機能も録音をサーバーに残さない設定もプライバシーに配慮し、企業の会議に最適です。
企業向けのおすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
個人向けのおすすめ度:⭐⭐⭐
AIが議事録を自動作成できる録画ツールvidnoz
vidnozはオンライン録画・録音と動画編集・共有のツールです。企業の動画マーケティングやブランディング、社内ビデオトレーニングに役立ち、オンライン会議録画ツールとしてもよく利用されています。無料版でも多くの機能を備えているため、個人で使用する分には全く問題ありません。また、エンタープライズ版でも、1年間のコストは4ツールの中で一番安いものです。
<特徴>
- AI文字起こし
- オンライン会議の録画・編集
- オンライン会議録画の共有(URL、メール、コード埋め込む)
- MP4ファイル取込
- クラウド保存・管理
企業向けのおすすめ度:⭐⭐⭐⭐
個人向けのおすすめ度:⭐⭐⭐⭐⭐
包括的な動画作成・自動化プラットフォームーVidnoz
動画の作成、カスタマイズ、共有、視聴データの分析を一括で行うことができ、作業の効率を向上させます。
- 内蔵の画面録画機能を使って、説明動画やチュートリアル動画の作成に役立てます。
- 動画にクリック可能なCTAボタン、投票、ユーザーフォームを追加して、インタラクションを強化します。
- 動画をメインのプラットフォームに一括で共有可能です。
- 詳細なインサイトにより、動画のパフォーマンスを追跡できます。
AI議事録自動作成ツール4つ比較表
ここで、AI議事録自動作成ツールを機能、価格、連携などの方面から比較してみます。必要であれば、ぜひご参考ください。
ツール |
AI GIJIROKU |
AI議事録取れる君 |
YOMEL |
ツールvidnoz |
ツール種類 |
AI議事録自動作成ツール |
AI議事録自動作成ツール |
AI議事録自動作成ツール |
AI議事録自動作成機能ありの録画ツール |
基本機能 |
AI文字起こし、AI要約 |
AI文字起こし、AI要約、単語登録 |
AI文字起こし、AI要約、単語登録 |
AI文字起こし |
特有機能 |
内部音声収録、清書 |
音声ファイル取込、共同編集、ブックマーク、チーム、自動録音、ダウンロード、共有、メール展開 |
自動話者識別、自動音声認識(全文書き起こし)、議事録ブックマーク、要点自動リストアップ、会議ログのURL共有、マネージャー層向け管理系機能、自動FAQ機能、徹底された万全のセキュリティ対策 |
オンライン会議の録画・編集・共有(URL、メール、コード埋め込む)、MP4ファイル取込、クラウド保存・管理 |
連携 |
ZOOM |
ZOOM、Microsoft Teams |
/ |
/ |
言語対応 |
30の言語 |
16の言語 |
/ |
7の言語 |
無料機能 |
閲覧だけ |
なし |
申し込みで2週間無料使用:
10時間まで
最大3IDまで
話者識別機能
議事録ビルダー機能
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50本の会議録画保存
30分*50まで録画・文字起こし
7の言語翻訳
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料金 |
ビジネス:2,200,000円/年
チーム:327,800円/年
パーソナル:16,500円/年(招待コードで一週間無料使用)
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Personal(制限あり):¥980/月(申し込みで7日間無料体験)
Personal(制限なし):お問い合わせください
Enterprise(制限あり/なし):お問い合わせください
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スターター:28,000円/月
スタンダード:95,000円/月
ビジネス:180,000円/月
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プレミアム(年間プラン):¥13,200/年(50%OFF)
プレミアム(月間プラン):未定
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一番安い有料プランの毎月制限 |
ビジネス:
1,000時間/月
連続録音時間360分
保存領域1000GB
高精度音声認識 10,000分
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Personal(制限あり):
3時間/月
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スターター:
30時間/月
自動要約 35回まで
ID数無制限
話者識別機能
議事録エディタ機能
録音ファイルインポート
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会議録画本数制限なし
連続録音時間制限なし
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音声のテキスト化の精度を上げるためのコツ
AIは便利ですが、100%正確というわけではなく、もし精度を上げたいのであれば、以下のスキルをマスターする必要があります。
オリジナル音声のクオリティを保証する
音声のクオリティが低い場合、文字起こしの正確さに影響を与える可能性があります。音声録音の前に、マイクの設定や環境のノイズレベルを確認し、最善の録音条件を整えましょう。
音声データを分割する
長時間の音声データを一度に文字起こしするよりも、小さなセグメントに分割して処理する方が効果的です。セグメントを短くすることで、特定の部分を繰り返し聞く必要がなくなり、正確さが向上します。
文脈を考慮する
文字起こしは単語やフレーズのみに頼るのではなく、文脈を考慮することが重要です。話者の意図や文脈を把握するために、発話内容の背景や関連情報を事前に収集しましょう。
確認と修正を行う
文字起こし後に、必ず内容を確認し修正作業を行いましょう。特に難解な単語や文法的に曖昧な箇所は、補足情報や話者への確認を通じて正確さを向上させることができます。
AI議事録自動作成ツールまとめ
本記事ではAI議事録自動作成ツールを選ぶ際のポイントを解説しました。 「議事録自動作成ツール」を検索する時に1ページ目でおすすめされているツールのメリット・デメリットや得意な部分を比較することで、すでに正しい選択ができるはずでしょう。
AI議事録自動作成ツールの3つとも、より企業向けのツールで機能も充実していますが、もう一つのおすすめvidnozは文字起こしという点ではあまり充実していないが、動画録画・編集のニーズがあればぜひおすすめしたいです。