人物や風景などの実物を撮影した写真を加工し、イラスト風に変更可能なアプリ・ソフトが増えつつあります。
SNSに投稿する写真などを、より柔らかい印象にするために使われるケースが多いです。
中には顔写真をイラスト化できるアプリを無料で使いたいと考える人も多いでしょう。
今回は、写真をイラスト化する方法とおすすめのアプリを4つ紹介します。
- 目次
- 写真がイラスト化されるよくある2つの手段
- フィルターと写真をイラスト化できる風格多いアプリMeitu
- アニメ漫画風写真イラスト化アプリAI Mirror
- ディズニー風写真イラスト化アプリToonMe
- 二次元風写真イラスト化アプリPhotoDirector
- 写真を面白くなるオンラインツール|Vidnoz
- 写真イラスト化アプリのまとめ
写真がイラスト化されるよくある2つの手段
写真をイラスト化する方法は複数あります。
その中でも多く取り入れられているのが、フィルターを使う方法とAIが写真を分析してイラスト風の画像を生成する方法です。
それぞれどのような特徴を持つ手段なのか解説していきましょう。
フィルターで写真をイラスト化
スマホアプリやパソコンのソフトの中には、フィルター機能を活用して写真をイラスト風にできるものもあります。
写真を加工する方法ですが、フィルターを選択するだけなのでとても簡単です。
写っているものをデフォルメ化し、イラスト風の画像に仕上げます。
また、人物が映っている写真だけではなく、風景写真をイラスト風に仕上げることも可能です。
別で制作しているイラストの背景として参考にしたい場合に活用できます。
写真を現像する知識がない人でも簡単にイラスト化できます。
AIが写真を分析してイラスト風のものを生成
AIが写真を分析してイラスト風のものを生成してくれるアプリもあります。
最近はAIを搭載したアプリも多くなっていて、より手軽にイラスト風の画像を生成できるようになりました。
AIが元になる写真の情報を読み取りますが、この読み取った情報の影響で元の写真とかけ離れたイメージの画像が生成される場合もあります。
フィルターとは違って写真をもとに一から画像を作り上げるという点が、AIの大きな特徴です。
関連記事:写真をイラスト化・アニメ化するおすすめサイト5選を比較紹介>>>
フィルターと写真をイラスト化できる風格多いアプリMeitu
Meituは、写真やイラストを手軽に加工できるアプリとして知名度が高まっています。
自撮りした写真にイラスト風の加工を施すことで、SNSなどのアイコンに使うことも可能です。
この機能は2022年に追加されたものなので、今後もさらなるアップデートが期待できるでしょう。
ただし、2023年現在でもある程度複雑なイラストを生成できるようになっているため、イラスト化アプリを探しているなら使用する価値は大いにあります。
iPhoneでもandroidでも使えるため、多くの人にとって活用しやすいアプリと言えます。
対応OS |
iOS、Android |
完全無料or無料体験 |
基本は無料、有料版あり(月額800円、年額3,800円) |
無料体験の制限 |
1日3回まで |
イラストのスタイル |
似顔絵風、アニメ風、絵画風、漫画風 |
メリット:
- 簡単にイラスト風な画像を生成でき、「もっと作成」を押すとより多くの画像を提示してもらえる
- 有料版であれば広告が出なくなる
- 有料版はフィルターやテンプレートなど全ての機能を使える
デメリット:
- 無料版だと3回までという制限があるので満足できない可能性がある
- 写っている人数が多いと思ったような仕上がりにならない可能性がある
おすすめ度:★★★★★
Meituの詳しい使い方を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
Meitu(メイツ)でAIイラストを作成!使い方を詳しく解説!>>>
アニメ漫画風写真イラスト化アプリAI Mirror
AI Mirrorは、人気アニメに近いイラストを生成できるという点が大きな魅力となっています。
その名のとおりAIを活用していることで、ハイクオリティなイラスト化を実現できます。
フィルターの種類には、Anime・Digital Art・Comic・Paintingの4種類があります。
そのため、アニメ風以外のイラストが好きだという方にもおすすめです。
ただし、フィルターは全て無料で使えるわけではなく、課金しなければいけない場合もあります。
対応OS |
iOS、Android |
完全無料or無料体験 |
無料でも利用可能、有料版あり(全てのフィルターを使いた場合に登録しなければいけない) |
無料体験の制限 |
なし |
イラストのスタイル |
Fantastic JoJo、Classic JoJo、Pretty Soldier、Ninja Storm、Demon Killer
|
メリット:
- フィルターの種類が豊富で好きなテイストのイラストを生成しやすい
- 細かいカスタマイズができる
- 画像生成がスピーディでありながら、高品質な画像を提供してくれる
- アプリを活用する他のユーザーの作品を見たり、「いいね」を押したりできる
デメリット:
- 無料版だと利用できるフィルターに限りがある
- ぼやけた写真や暗い写真は上手くイラスト化できない場合がある
- イラスト化した画像の商用利用はできない
おすすめ度:★★★★
関連記事:AIで絵を自動生成!AIお絵描きアプリ・サイトおすすめ7選
ディズニー風写真イラスト化アプリToonMe
ToonMeはまるでディズニーのようなイラストを簡単に生成できるアプリです。
世界的に人気のあるディズニーの作風ということもあり、注目度の高いツールとなっています。
朝の情報番組でも取り上げられたことがあるため、使ったことはなくても名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
ディズニー風のイラスト化もできますが、もちろんそれ以外のフィルターを活用すれば別のイメージにすることも可能です。
対応OS |
iOS、Android |
完全無料or無料体験 |
有料版あり(全ての機能を使うには有料版への登録が必須) |
無料体験の制限 |
3日間 |
イラストのスタイル |
バービー風フィルター、MADE IN THE USA★フィルター、アメコミ風フィルター
|
メリット:
- ディズニーキャラクター以外にも選べるイラストスタイルが豊富
- アニメーションやエフェクトを追加することも可能
- 他のアプリで生成した画像よりインパクトがあるので、他の人と被りにくい
デメリット:
- 無料版だと使えるエフェクトやフィルターなどに制限がある
- 3日間は無料だが、3日以内に解約しないと3日目から月額550円の請求が生じる
おすすめ度:★★★
二次元風写真イラスト化アプリPhotoDirector
最後に紹介するのは、二次元風のイラストが得意なアプリ・PhotoDirectorです。
AIを駆使した画像生成ツールで、デザインや素材づくりの幅が格段に広がります。
ワンクリックで簡単に生成できるので、操作も非常に簡単です。
写真のレタッチはもちろんですが、イラスト化もできるので幅広いニーズに応えられるアプリだと言えるでしょう。
AIを使った機能が充実しており、写真をイラストに変更できるだけでなくテキスト入力によってイメージを作れる画像生成機能もあります。
テンプレートには体験版がありますが、体験版だと保存はできないようになっています。
しかし、お試しでどのようなイラストになるか確認してみたい場合に使用する価値はあるでしょう。
対応OS |
iOS & Android |
完全無料or無料体験 |
無料体験版あり、有料版は12ヶ月更新 |
無料体験の制限 |
30日間のみ、写真素材と一部テンプレートが使用できない |
イラストのスタイル |
イラストのスタイル、アニメイラスト風、ディズニー風、ピクサー風、水彩画風、油絵風、スケッチ風
|
メリット:
- PhotoDirectorがあれば、様々な加工が施せる
- イラスト化する際のエフェクトが豊富
- 直感的に使える機能を搭載
- ウォーターマークを入れることも可能
デメリット:
- 画像が荒くなってしまう場合がある
- 他のアプリやソフトに慣れているとインターフェイスの使いにくさを感じる場合がある
おすすめ度:★★★
写真を面白くなるオンラインツール|Vidnoz
VidnozとはオンラインAI動画メーカーであり、その製品Vidnoz AIは文字入力で面白い動画に作成できます。
ダウンロードは面倒くさいと思う方はVidnozの写真をイラスト化サイトで写真をイラスト化できます。
また、オンラインツール写真を動かすを使って、写真をトーキング動画にすることも可能です!
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写真イラスト化アプリのまとめ
実際の写真をフィルターやAIを駆使してイラスト風に仕上げる加工アプリはリリース数も増えており、その種類も多岐にわたります。
特にAIを駆使することで色々なテイストの作品を生み出せるため、普段とは違う作風に加工したい方はぜひ活用してみてください。
顔写真はもちろんですが、風景写真や集合写真などをアニメ化したい場合も加工アプリを使えば可能です。