ネット配信やSNSが盛んなこの時代、写真は大切な思い出の瞬間を捉える媒体であるだけでなく、自分を表現し、感情を伝える重要な手段でもあります。写真や画像に文字を入れることで、伝えたい印象がより伝わりやすく、観者が裏にある意味をより直感的に理解できるようになるはずです。
SNSの投稿や広告など、文字が入った画像はだんだん私たちの日常生活に溶け込んでいますが……
「文字入れの方法がわからない」
「無料で写真にテキストを入力したい」
「かわいくておしゃれなフォントを入れたい」
……
こんな悩みを抱いている人も多いのではないでしょうか。実は、写真への文字入れはそれほど難しい作業ではありません。画像編集アプリの力を借りれば、経験の浅い初心者でもかんたんな手順でさくさくと写真に文字を入力できるのです。そこで、今回の記事では、文字入れが無料でできる画像編集アプリを7つ紹介していきます。充実した書体デザインやテンプレートまで備えているので、個性的な画像を創作したいという方にも向いているはずです。
スマホで文字入れをしたいけれど、対応機種が分からないという方も心配いりません。本記事で紹介している写真に文字を入れる方法は、iPhoneでもアンドロイドでも実践できますし、番外編ではパソコンでの方法まで紹介しますので、続きをお読みいただけると嬉しいです。
- 目次
- 写真や画像に文字を入れるアプリ7選
- 【アプリ別】写真や画像に文字を入れる方法
- 写真や画像に文字を入れるアプリの比較一覧
- 【番外編1】PCで写真や画像に文字を入れる方法
- 【番外編2】動画に文字を入れる方法
- まとめ
写真や画像に文字を入れるアプリ7選
1、canva-テンプレが盛り沢山の文字入れ
分かりやすいインターフェースとデザイン性の高くおしゃれなテンプレートが多数そろっているのがcanvaの特徴であるため、何の経験もない素人でも、好きなテンプレを選んでテキストを編集すれば、手軽にセンスのある文字入れができます。編集のオプションも細かく、フォントの検索や変更ができますし、フォントのサイズや色なども自由に調整することもできるなど、オリジナルの創作を可能にしてくれます。
プレゼンテーション、Webサイト、SNSの投稿など幅広い利用シーンのテンプレが充実しているため、ユーザーは自分の用途に合わせて選択するだけで、文字を入れた写真を生活や仕事に役立てられます。
特徴
- 無料で使えるテンプレが豊富
- さまざまなシーンに対応できる
- 細かいところまで編集可能で、自由度が高い
- 機能が充実している
- iPhone&Android対応
2、BeautyPlus-文字を入れた写真を高画質に保存
世界中で8億人以上の人々に使用されている超人気の元祖カメラアプリBeautyPlusは、人物の加工機能はもちろん、写真の編集機能では300種類以上のかわいくておしゃれなフォントが収録されており、写真に文字を入れるのに最高です。写真に顔補正や背景のぼかしなどの調整を加えた後、さらに写真の編集機能を利用してテキストを入れられるので、撮った写真に文字を入れる方法を探している方に一番おすすめです。
文字の透明度や余白など細かい部分は設定できますし、初心者から経験者まで自分の思い通りに文字を編集してお気に入りの写真を作れます。また、高画質の写真を保存できるのもBeautyPlusの特徴の一つです。
特徴
- かわいくておしゃれなフォントが多数収録される
- 高画質の写真が保存できる
- 文字入れ以外の機能も多い
- iPhone&Android対応
3、PhotoDirector-機能が豊富な画像編集アプリ
PhotoDirectorは複数の機能を一つにまとめた写真編集アプリで、写真への文字入力だけでなく、写真の補正から明るさの調整までのあらゆる場面に対応できます。こんなに盛り沢山の機能がそろっていますが、実はそれらの機能ほとんどが無料で、有料なのは一部だけなので、もし無料で写真を加工したい方はぜひ試してみてください。
操作画面は非常に使いやすく、ガイド機能に従えば、初心者でも自分の創造力を発揮してプロっぽい文字写真作成を現実にしてしまいます。また、シェアのオプションも設定されているため、XやInstagramなどのSNSに素早く写真を共有できます。
特徴
- オールインワンの写真編集
- 操作画面は直感的に使いやすい
- SNSにかんたんにシェアできる
- iPhone&Android対応
4、Meitu-自由に文字入れできるアプリ
Meituは中国発のアプリで、その強力の機能で日本のユーザーからも人気を集めています。写真の補正や人物の加工、テキストやステッカーを含めたかざりなど、Meituには充実したオプションや分かりやすい操作方法が用意されています。
通常の文字入れの機能に加え、Meituに収録されている落書き機能は絵を描くように文字をイラストに入れることもでき、自由度が高いではないでしょうか。この魔法のような機能もぜひお試しください。
特徴
- 豊富な機能がそろっている
- 手軽に操作できる
- 文字入れの自由度が高い
- iPhone&Android対応
5、Picsart-微調整で思い通りに写真を編集
画像に文字を入力するのに使える200種類以上デザイナーフォントを収録したのがこちらのPicsartです。さらに、行間などの細かいところまで調整可能で、ユーザーが自分の思い通りにテキストを追加できるのも魅力的ですね。
文字加工はもちろん、ステッカーや写真のイラスト化などの画像編集機能もそろっており、思えないほどの機能の豊富さで1つのアプリで何でもできます。一部の機能は有料ですが、無料版で十分楽しめると思いますので、さっそくダウンロードして実践してみてください。
特徴
- 操作画面はシンプルで分かりやすい
- 細かい点まで調整できる
- フォントが多数収録される
- iPhone&Android対応
6、LINE Camera-共有が便利な文字入れ
LINE Cameraはみんなおなじみのカメラアプリで、周りで使っている人も多いのでは?みんながよく使う撮影や美顔加工などの機能のほか、Lineで人気のある1000種類以上のスタンプや100種類以上のかわいいテキストフォントなども収録されており、さらに無料でダウンロードすることができ、ちょっとした操作で自分だけの魅力的な写真が出来上がってしまいます。
また、Lineはもちろん、XやFacebookなどSNSへの共有もとても便利です。「SNSで発信したい」という方は必見!
特徴
- 写真の共有が便利
- 無料で使えるフォントが豊富
- 操作が簡単
- iPhone&Android対応
7、Phonto-フォントがたっぷりな文字入れ
文字入れというなら、やはりPhontoが見逃すと残念ですね。「本当に無料なの?!」とビックリしてしまうほどたくさんのフォントが収録されており、英語も日本語も対応できるので、文字入れのために作れられたアプリと言っても過言ではありません。テキストを入れる機能に特化し、文字の太さや大きさの調節はもちろん、縁取りや文字同士の間隔まで自由に調整でき、ユニークなデザインにしやすいでしょう。
文字も一つずつ調整できることと、加工時に画質が落ちないのも嬉しいポイントです。文字を入れてみたい方に一番おすすめです!
特徴
- フォントの種類がたっぷり
- 細かなアレンジが可能
- 1文字ずつ加工しやすい
- iPhone&Android対応
【アプリ別】写真や画像に文字を入れる方法
普段からSNSで自分の日常をシェアしている人をよく見かけますが、添付された画像に素敵な文字が添えられていて、とても注目を集めていますね。デザイナーではないが、どうやったらこのようなデザイン感のあふれる素敵な写真が作れるの…と悩んでいる方も多いでしょう。その答えは、写真加工アプリを使えばいいのです。後述では、アプリで写真に文字を入れる方法を4つ紹介していきます。
1、canva
①まずは、Canvaアプリを起動し、グーグルやメールアドレスなどの方法で無料でログインしましょう。
②ホーム画面の下にある「+」をタップして、用途によって画像のサイズを選択します。今回は「自分のメディアから作成を開始」をタップし、写真をアップロードしました。
③次に「新しいデザインで使用」をタップし、先ほどアップロードした写真を選び、画面の下にある「テキスト」をタップします。
④以下の画面に切り替わりましたら、「見出しを追加」をタップします。ここには「小見出しを追加」と「本文を追加」の選択肢もありますが、どちらを選択しても問題ないから、お気に入りのを選びましょう。
⑤入れたい文字を入力し、画面の下にあるオプションをタップし、思い通りにフォントやカラーなどを調節します。これで、文字を入れた写真が完成!
2、BeautyPlus
①BaeautyPlusアプリを開き、「編集を開始」を選択し、文字を入れたい写真をアップロードします。
②次に、画面の下のオプションにある「文字」をタップします。
③入れたい文字を入力して、好きなテンプレを選びます。
④出来上がった写真を保存するか、SNSへ投稿するかを自由に選択します。
3、PhotoDirector
①PhotoDirectorアプリを起動し、「編集」をタップして編集したい写真をアップロードします。
②画面の下にある「テキスト」をタップし、何用によって出てくる「テキスト」と「テキスト吹き出し」のオプションから選択します。今回は、「テキスト」を選びました。
③入れたい文字を入力し、好きなフォントを選び、文字の位置を調節します。
④出来上がった写真を保存し、共有するかどうかを自分で決めます。
4、Meitu
①Meituアプリを開き、「写真」を選びます。
②画面の下にあるツール欄から「落書きペン」を選び、表示された画面から「custom」を選択し、「ここをタップして…」の部分に文字を入力していきます。
③あとは画像上に指を自由に滑らすだけで完成!
5、Picsart
①まずはPicsartアプリを起動し、ガイドに従ってAppleやメールアドレスで登録します。
②ホーム画面の上の「すべてを見る」をタップし、文字を入れたい写真を選択します。これで写真がセットされて、文字入れの準備が完了です。
③画面下のツールバーから「文字」をタップすると、文字入力画面が表示されます。入れたい文字を入力し、「√」ボタンを押したら、文字の入力が完成しました。
④最後に、文字スタイルの変更に入ります。画面下のツールを使って、文字のフォント、色、縁取りなどを思いのままに調節し、最終的に思い通りの写真を作られるはずです。
6、LINE Camera
①LINE Cameraで文字入力を行いたい場合は、まずLINE Cameraを起動し、ホーム画面から「アルバム」を開き、編集したい画像を選び、「編集」ボダンを押します。
②一番下の「T」ボタンを選択し、その上に表示された「テキスト追加」をタップすると、文字入力の画面に切り替わります。
③入れたい文字を入力し、できたら右上の「次へ」をタップし、好きなフォントを選択します。
④そうすると、写真の上に文字が置かれますね。次に、画面下の編集オプションで文字の色や輪郭を変更したり、文字を好きな場所に移動したりと、お気に入りの写真が完成まで調節できます。
7、Phonto
①まずホーム画面の下のカメラマークをタップし、「写真アルバム」を開き、編集したい写真を選び、右上の「完了」を押します。
②すると、写真が編集画面に置かれます。写真をタップし、出てくる「文字を追加」ボタンを押して入れたいテキストを入力して「完了」を選びます。
③表示された「フォント」や「スタイル」などのオプション機能から自由自在に文字の微調整を行います。
④右下のシェアマークをタップし、文字を入れた写真を保存するか、メールやIGなどで共有します。
写真や画像に文字を入れるアプリの比較一覧
アプリ |
料金 |
写真に文字入れ |
動画に文字入れ |
広告の有無 |
canva |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
〇 |
なし |
BeautyPlus |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
× |
有り |
PhotoDirector |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
× |
なし |
Meitu |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
〇 |
有り |
Picsart |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
〇 |
有り |
LINE Camera |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
× |
有り |
Phonto |
無料/アプリ内課金あり |
〇 |
× |
有り |
【番外編1】PCで写真や画像に文字を入れる方法
パソコンで写真や画像に文字を入れるツールもたくさんありますが、知っておきたいという方も多いと思いますので、ここではCanvaのWeb版を使って写真に文字を入れる方法を説明していきます。
①CanvaのWeb版にアクセスし、画面の右上にある「アップロード」をクリックし、表示された画面から「ファイルを選択」をクリックします。
②次に編集したい写真を選び、アップロードします。今回はIG投稿用を選びました。
③編集画面の左側にある「テキスト」をクリックし、追加したい文字を入力して、画面の上にあるツールで文字の大きさや透明度などを調節します。これで、お気に入りの文字が入れた写真が出来上がってしまいます。
【番外編2】動画に文字を入れる方法
①Vidnoz AIにアクセスし、画面の上にある無料のAIツールから「動画編集オンライン」を選択します。
②表示された画面から「オンラインで動画編集」をクリックします。
③動画のファイルをアップロードするか、メディアから動画を選択します。
④画面の左側にある「テキスト」をクリックし、表示された「見出しを追加」を選び、入れたい文字を入力します。これで、文字を入れた動画が完成しました!
まとめ
この記事では、写真に文字を入れるアプリを7つ厳選しました。IGなどのSNSに投稿したり、家族や友達に写真をシェアしたり、製品のポストを作成したりと、ご自身の用途に合わせてアプリを選びましょう。きっと満足のいく結果が得られると思います。
また、動画にテキストを追加することも意外にうれしい効果を得られますので、ここではVidnoz AIをおすすめします。さらに、もともとAIアバターで知られていたVidnozは、動画や写真の顔を入れ替えたり、顔写真を動かしたり、AI音声で読み上げたりと色々な無料ツールが収録されているので、興味のある方はお見逃しなく、試してみましょう。きっと、お役に立てるツールが見つかります!